このたび、2021年のNISA口座を現在のマネックス証券から楽天証券へ変更することを決意しました。
翌年のNISA口座の変更は、毎年10月1日から各証券会社で変更を受け付けています。
実は昨年もSBI証券からマネックス証券へNISA口座を変更しているので、2年連続での変更になります笑
このたびのNISA口座の証券口座への事務手続き(ちょっとクセがある)と、楽天証券へ変更するにいたった理由を記録に残しておきたいと思います。
NISA口座の変更手続き
NISA口座は「年単位かつ証券会社単位」で管理されています。
つまり、今年分のNISA口座をSBI証券で開設して、年内に一度でもそのNISA口座で取引をした場合は途中で証券会社を変更することはできません。
逆に今年に入ってNISA口座で取引していない場合は、今年分のNISA口座の変更も可能です。
わたしの場合、今年分のNISA枠はマネックス証券にて使用済であるため、NISA口座の変更は来年からということになります。
ということで、以下の手順を踏んで来年からのNISA口座を楽天証券へ変更しました。
① まずマネックス証券へNISA口座を変える旨の連絡を電話かメールでする
すべてネット上の指示で完結するイメージのマネックス証券ですが、ことNISA口座の変更に限ってはまず下記のカスタマーセンターへに電話メールをしなければなりません。
詳しくは参考リンクのとおりです。
② マネックス証券へ「金融商品取引業者等変更届出書」を返送
すぐにマネックス証券から「金融商品取引業者等変更届出書」というものが送付されてくるので、記入日と署名をして返送します。
③ マネックス証券から「勘定廃止通知書」が送られてくる
数日するとマネックス証券から「勘定廃止通知書」が送付されます。
これが「マネックス証券のNISA口座を廃止します」という旨の通知書になるわけですね。
④ 楽天証券へNISA口座の申込みをする
楽天証券のホームページにてNISA口座の申込みを行います。
専用ページからNISA口座開設のための必要書類を請求できるので、届き次第、必要事項を記入し上記③の「勘定廃止通知書」を同封して返送します。
ちなみに、③と④は別の証券会社のため同時並行で行えるため、わたしは一緒に行いました。
楽天証券にした理由
NISA枠でエイリス・キャピタル(ARCC)を買うため。
この1点に尽きます。
ARCCはBDCという形態の法人であり、ベンチャー企業への資金融資をする代わりに法人税が優遇されており、株主への配当を高めなければならない規定があります。
そのため、利回りが9〜10%の超高配当になっています。
NISA枠で国内分を非課税にすれば、この超高配当を存分に活かすことが可能です。
そして、このARCCが今年からマネックス証券では取り扱われなくなったのです。
昨年はSBI証券で取り扱われていなかったため、マネックス証券にした経緯があったのですが、まさかマネックス証券でも取り扱われなくなるとは(^^;
いまのところ楽天証券では取り扱われているので、今回のNISA口座変更にいたりました。
マネックス証券だと米国個別株でも手数料が完全無料になるのと比べて楽天証券では手数料が掛かってくるのがデメリットですが、「ネット3大証券で唯一ARCCをNISA枠で買える」というメリットが上回りましたね。
まとめ
まさかのネット3大証券すべてでNISA口座を保有するという事態(2018年-2019年:SBI証券、2020年:マネックス証券、2021年:楽天証券)になりました笑
マネーフォワードで紐付ければ管理は簡単ですが、配当金の集計が少し面倒になりますね。
様々の情勢に対して是々非々で望んでいきたいと思います!

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