一昨日、マネックス証券の特定口座に保有していたSPYD261株すべてを1株あたり31.69ドルで売却しました。
持株すべてを売却した形になり、売却代金(31.69ドル×261株)から取引手数料(22ドル)を差し引いた8,249.09ドルを受け取りました。
当銘柄は平均取得価格29.85ドルで保有していたため、米ドル建で約458ドルの利益を得ることができました。
ただ、取得時よりもかなり円高が進んでいたため、円建てでの利益は少し減って約13,000円となりました。
税金上は円建てで評価されますが、わたしは売却資金をドルのまま既存銘柄の買い増しに使用するので、売却代金の利益は米ドルの方がかなり多くいただくことができます。
円転しないのであれば、取得時よりも円高時に売却すると税金分得する例ですね。
さて、このたびSPYDを売却した理由を以下で簡単に述べていきたい思います。
売却理由
ETFにしては変動幅が大きく安定しない
SPYDは、S&P500に採用されている高配当株上位80社を機械的に抽出しているのみのETFであるため、財務状況がわるくなっていても「利回りが高いだけ」で選定されてしまう特徴があります。
これが今回のコロナショックによる大減配につながっており、配当金重視の私としては看過できない部分でもありました。
元の配当水準に戻るためにはそれなりに時間が架かってくるため、ワクチン開発成功報道で急騰したこのタイミングで利確としました。
HDVへの買増し資金へ
HDVは高配当であることもさることながら、最大の特徴は頻繁に構成銘柄を見直し、財務不安な企業やビジネスに強みのない企業は除外することにあります。
この特徴のためか、配当金に関してもコロナ情勢のなかほとんど減配していません(SPYDは約4割減配)。
コロナ情勢の長期化に伴い、財務の健全性というのがより重要になるのを実感したため、SPYDよりはHDVに資金を投じていきたいと考えました。
そのため、SPYDの投資分をHDVへ鞍替えしたいと前々から計画していました。
売却代金について
上述のとおり、今回の売却資金は、ほぼすべてをHDVの買増し資金に回す予定です。
VYMへの投資も行っているため、HDVとともにポートフォリオに占めるETFの割合をもっと高めていきます。
ちなみに、SPYDは保有株のすべて売却した訳ではなくSBI証券のNISA口座分(約40万円分)は非課税期間中は保有していく方針です。
まとめ
ちなみに、今回はマネックス証券の「トレールストップ」という機能で「最高値から2%落ちたら即売却」という逆指値をしていたため、確実に利確できるようにしておきました。
米国株でこのような逆指値ができるのはマネックス証券のみなので、今回のときのような場合に非常に役立ちます。
先日マネックス証券へ移管しておいたので選択できた芸当になります。
これからも毎月の配当金の増加させて、ポートフォリオも安定化していきたいと思います!

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