楽天証券がまた一歩動き出しました。
楽天ポイントを現物株の購入資金の一部または全部に充てることができるようになりました!
これまで楽天証券では投資信託のみ楽天ポイントを充てることが可能でしたが、今回はじめて株式の購入にも充てることが可能になったのです。
3大ネット証券(SBI証券、マネックス証券、楽天証券)ではじめてのサービスになりますが、すでにSBIネオモバイル証券でTポイントを使った現物株の購入が可能なので、ここへの対抗と見て取ることができます。
ただ、ポイントの流通度ではTポイントより楽天ポイントの方がかなり上なので、このサービス開始は業界内では結構な衝撃になります。
そこで、今回の新たなサービスの特徴とわたしの所見について述べていきたいと思います。
一度設定するだけでOK
たとえば、「毎日1500Pを上限に利用」と一度設定しておけば、残りポイントなどを気にすることなく自動的にポイントを充てていくことができます。
イメージ的には以下のとおりです。

保有ポイントが5000ポイントあるため、自動的に1500ポイント使用される

保有ポイントが1000ポイントのみのため、1000ポイントだけ使用される

2銘柄を買っても一日の上限1500Pだけ利用される
このように、株購入に充てるポイントをあらかじめ設定しておくことができるため、安易に使い過ぎることがなくなるのがメリットですね。
また、一度設定してしまえば、ポイント充当はシステムが勝手にやってくれるため、かなり楽チンです。
なお、このようなシステムは、いまのところSBIネオモバイル証券でもやっていないので、一歩先にいった印象ですね。
ちなみに、投資信託と株の購入が同日にあった日は投資信託へ優先的にポイントが充当されます。
なお、このようなポイント充当システムは、SBI
NISA口座でもポイントが使える!
唯一ポイントで株を買えるSBIネオモバイル証券でもNISA口座には対応していないので、これはかなりのメリットになります。
SBIネオモバイル証券がTポイントをNISA口座で利用できないは、ポイント運営会社と証券会社が別グループの会社のため連携がうまくいっていないからと考えられます。
一方、楽天ポイントの場合は楽天グループの中で幅広く使えるものであるため、NISA口座でのポイント利用への障壁が低かったのでしょう。
楽天ポイントの強みを如何なく発揮していると思います。
現金をまったく使わずにNISA口座の非課税メリットを享受できるわけなので、これは現在楽天証券にしかできない唯一無二のサービスです。
まとめ
楽天ポイントの充当は2019年10月28日の取引分から対象になります。
それまでにSBIネオモバイル証券や他のネット証券も同様のサービスをしてくるかと思いますが、いまのところ楽天ポイント以上の汎用性のあるポイントはないので、楽天証券の優位は揺らがないでしょう。
また、米国株をやってるわたしとしては外国株の購入にも楽天ポイントが使えるようになれば、かなり革命的だと思います。
わたしは楽天ポイントを毎月ためており、iDeCoで楽天証券も利用していますが、米国株取引はSBI証券とマネックス証券を利用しています。
それは、SBI証券は為替手数料が安いため、マネックス証券は米国株専用アプリが超使いやすいというメリットがあるからです。
ただ、外国株取引でももし楽天ポイントが充当できるようになれば、わたしは楽天証券でも米国株を購入しはじめると思います。
今後も楽天ポイントの強みを活かしたサービス展開を期待しております!

楽天証券は楽天ポイントを持ってるのが最大の強みだと思う!
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