いよいよ、新元号の発表が来週月曜日にせまりました。
ニュースでは午前11:30に菅官房長官が公表するとしていますが、この時間帯はお仕事中の人が多いでしょうが、みんなソワソワしているのかなと想像します。
自分は昭和生まれですが、60年代の生まれなので、改元のときの記憶は当然ありません。なのて、改元発表時の社会の状況や世の中の様子がどんな状態になるのか、かなり興味があります(改元自体はまだ一ヶ月後ですけど笑)。
実際に平成改元時のときの動画をYouTubeで見たり、いろいろ調べたりして面白かったので、今回自分がつけた知識を備忘録的に記して行きたいと思います。
元号ってそもそも何よ?
「元号」でググるとWikipediaが出てきまして、そこでは…
元号(げんごう)とは、日本を含むアジア東部における紀年法の一種。
(略)
西暦やイスラム紀元、皇紀(神武紀元)などが無限のシステム(紀元)であるのに対して、元号は有限のシステムである。皇帝や王など君主の即位、また治世の途中にも行われる改元によって元年から再度数え直され(リセット)、名称も改められる。元号の元年は「1年目」に当たる。
Wikipediaより抜粋
と説明されています。すなわち、東アジア特有の文化であり、君主をいただいている国において用いられている期限法であることが分ります。
元号を用いている国は世界で日本だけ
元号は古代中国が起源であり、紀元前115年に前漢の武帝の時代に使用され始めたのが最初とされております。
その後、中国の影響力が強かった日本・朝鮮・ベトナムでも使用されるようになるのですが、本家本元の中国が清の時代を最後に使用しなくなったのを皮切りに朝鮮・ベトナムでも使用されなくなっていきます。
結局、現代でも元号を使用する文化を残しているのは日本のみという状況になったのです。
日本の元号っていつからあるの?
日本の元号は西暦645年に使用された「大化」という元号が第1号とされています。あの「大化の改新」があった時代になります。
「大化」のあとは、少しの断絶期間をはさみますが、西暦701年に「大宝」が定められてからは、以降、現在の「平成」まで継続的に用いられていくことになります。
すなわち、日本では実に1400年以上に渡って元号が使用され続けているということになり、もはや日本文化の象徴といっても過言ではないと思います。
元号ってなんで変わるの?
これまで日本では、良いことがあったとき(祥瑞改元)や天災や戦乱があったとき(災異改元)などにころころ改元されていましたが、明治以降は天皇陛下の御世によって元号を変える決まり(一世一元の制)となっています。
そのため、今回は、今上天皇が皇太子に天皇の地位を譲る(皇位の継承)ことになったので、一世一元の制に則り、平成から新しい元号へ変わることになったのです。
元号に決まりはあるの?
すばりあります。
それは元号法という法律に明記されていまして、そこでは、
- 国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つもつこと
- 漢字2字であること(3字以上は不可)。
- 書きやすいこと。
- 読みやすいこと。
- これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと(過去の元号の再使用は不可)。
- 俗用されているものでないこと(人名・地名・商品名・企業名等は不可)
とされています。
さらに、具体的な選定の手順は、
候補名の考案は内閣総理大臣が選んだ若干名の有識者に委嘱され、各考案者は2ないし5の候補名を、その意味・典拠等の説明を付して提出する。総理府総務長官(後に内閣官房長官)は、提出された候補名について検討・整理し、結果を内閣総理大臣に報告する。
wikipediaより抜粋
とされており、いままさに菅官房長官が検討・整理している段階なのだと思います。
そう考えるとなんかワクワクしますね!!
日本特有の貴重なイベントとして楽しもう!!
上記のとおり、元号は日本特有の文化となっており、新元号発表時のドキドキワクワク感というのは、世界で日本人にしか味わえないものかと思います。
なので、明後日は貴重なイベントとして楽しんでしまいましょう!!

マロンも新元号がとんなのになるのか、すごい楽しみになってきた♪♪
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